三重の太陽光発電なら丹頂ガスにお任せ!! こんにちは、丹頂ガスの河合です。
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
電気代の高騰や脱炭素化が進む中、太陽光発電や蓄電池の導入に悩む方は多いのではないでしょうか。
この記事では、三重県でも注目が集まる「系統用蓄電池」の仕組みやビジネスモデル、最新の国内動向を徹底解説します。
この記事を読むと、太陽光発電と系統用蓄電池を組み合わせた新しい再エネ調達の形や、具体的な収益イメージが分かります。
四日市をはじめ三重県内で太陽光発電導入を検討中の方はぜひ最後まで読んでみてください!
電力の安定化を目指す系統用蓄電池
近年、三重県内でも工場や商業施設の屋根に太陽光発電パネルを設置する企業が急増しています。
四日市市などの工業地帯でも、二酸化炭素の排出量を削減する目的で太陽光発電の導入が進んでいます。
しかし、太陽光発電は天候によって発電量が大きく左右されるという課題があります。
晴天の昼間には電力を多く発電しすぎることがあり、逆に雨の日や夜間には電力を全く発電できません。
このように発電量が変動すると、送配電網である電力系統のバランスが崩れてしまいます。
最悪の場合には地域全体が停電するリスクも発生します。そこで、電力を安定して供給するために欠かせない存在として注目されている設備が系統用蓄電池です。
系統用蓄電池は、太陽光発電で余った電力を一時的に貯めておき、電力を必要とする時間帯に放電する役割を持ちます。
筆者が以前、三重県内の太陽光発電事業に携わった際も、発電した電力をいかに無駄なく活用するかが課題でした。
系統用蓄電池を活用すれば、太陽光によるクリーンなエネルギーを無駄にすることなく、地域全体の電力を安定させることが可能になります。
系統用蓄電池とは?
系統用蓄電池とは、電力会社の送配電網である「系統」に直接接続する大型の蓄電システムのことを指します。
住宅用や工場用に設置される通常の蓄電池は、その建物の中だけで電力を消費するために使われます。
一方で、系統用蓄電池は特定の建物だけでなく、送配電網全体の電力を調整するために稼働します。
近年は日本全体で再生可能エネルギーの導入が進んだ結果、電力を消費しきれない時間帯に発電を停止させる「出力制御」が問題となっています。
系統用蓄電池は、この出力制御による機会損失を防ぐための切り札です。
電力が余っている時間帯に系統用蓄電池へ充電を行い、電力を必要とする夕方や夜間に放電します。
系統用蓄電池の容量は非常に大きく、コンテナサイズの蓄電池を何台も並べて設置するケースが一般的です。
蓄電池の内部にはリチウムイオン電池などが使われており、高度なエネルギー管理システムによって充放電のタイミングが自動で制御されます。
これにより、三重県や四日市市といった地域社会全体のエネルギーインフラを支える役割を果たしています。
系統用蓄電池のビジネスモデル
系統用蓄電池のビジネスモデルは、単に電気を貯めるだけでなく、電力を売買することで利益を生み出す仕組みです。
主なビジネスモデルは、再生可能エネルギーの電力を効率的に取引する「再エネ調達」の支援や、電力市場を活用したトレーディング業務になります。
事業者は、まず送配電網の近くに広大な敷地を確保し、大型の系統用蓄電池を設置します。
そして、日本卸電力取引所(JEPX)などの電力市場と連動して運用を行います。
電力が市場に溢れて価格が安くなっている時間帯に電気を購入して系統用蓄電池に充電します。
その後、電力需要が高まって市場価格が高騰する時間帯に、系統用蓄電池から電気を放電して市場へ売却します。
また、企業が脱炭素経営を進めるために必要な「環境価値」を組み合わせた再エネ調達プランの提供もビジネスの一部です。
太陽光発電と系統用蓄電池を組み合わせることで、24時間いつでも安定した再生可能エネルギーを企業へ供給する契約を結ぶビジネスモデルも確立されつつあります。
主な収益イメージ
系統用蓄電池を運用する際の具体的な収益イメージは、複数の電力市場を組み合わせることで成り立ちます。
主な収益源は以下の3つの市場です。
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卸電力市場(JEPX)での差額取引(タイムシフト)
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需給調整市場での予備力提供
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容量市場での発電力提供
卸電力市場では、昼間の太陽光発電が多くなる時間帯は電気代が1キロワットアワーあたり0円近くまで下がることがあります。
この安い時に充電し、夕方の需要ピーク時に30円や50円といった高値で売却することで、その差額が直接の収益になります。
例えば、1日あたり数メガワット規模の充放電を繰り返すことで、大きな値ざやを得ることができます。
需給調整市場では、電力系統の周波数を一定に保つための「調整力」を国や送配電事業者に提供することで報酬を得ます。
さらに容量市場では、将来の供給力を確保するためのオークションに参加し、系統用蓄電池を維持していること自体に対して支払われる容量収入を得ることが可能です。
これらの複数の市場を組み合わせることで、年間を通じて安定した収益を確保するシミュレーションが組み立てられます。
国内の動向
日本国内における系統用蓄電池の動向は、政府の強力な後押しもあり急加速しています。
経済産業省や資源エネルギー庁は、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、系統用蓄電池の導入に対する補助金制度を整備しています。
これにより、多くの企業や投資家が蓄電池ビジネスへの参入を開始しました。
特に三重県周辺の中部電力管内でも、太陽光発電の導入量が増加したことに伴い、系統用蓄電池の設置計画が相次いで発表されています。
法的な整備も進んでおり、電気事業法の改正によって、系統用蓄電池単独での発電事業への参入が正式に認められるようになりました。
補助金情報を確認する際は、経済産業省や資源エネルギー庁の公的ウェブサイト(
国は系統用蓄電池の導入費用に対して最大で数分の一を補助する制度を実施しており、この支援を活用して四日市市などの地域でも大型プロジェクトが立ち上がっています。
太陽光発電の普及とともに、国内の蓄電池市場は今後も拡大を続ける見込みです。
参入における注意点
系統用蓄電池ビジネスへの参入には、いくつかの重要な注意点が存在します。
まず第一に、莫大な初期投資費用が必要となる点です。大型の蓄電池本体の購入費用に加えて、送配電網へ接続するための系統接続費用や土地の造成費用が発生します。
具体的な事業計画と資金調達の目処を事前にしっかりと立てる必要があります。
第二の注意点は、電力市場の価格変動リスクです。将来的に系統用蓄電池の参入者が増えると、昼間と夕方の価格差が縮小し、想定していた収益が得られなくなるリスクがあります。
そのため、卸電力市場だけでなく、需給調整市場や容量市場といった複数の市場からバランスよく収益を得る運用ノウハウが求められます。
第三に、接続手続きの長期化です。電力会社との系統接続協議には、数ヶ月から1年以上の期間がかかるケースが少なくありません。
筆者が過去にお手伝いした太陽光発電の案件でも、送配電網の空き容量の問題で計画の変更を余儀なくされた経験があります。
三重県内で参入を検討する場合は、地域の送配電状況を事前に詳しく調査することが不可欠です。
まとめ
この記事では、三重県でも注目が集まる太陽光発電と系統用蓄電池の仕組みやビジネスモデルについて詳しく解説しました。
系統用蓄電池は、太陽光の電力を安定化させ、これからの再エネ調達を支える非常に重要な設備です。
複数の電力市場を活用した収益モデルや国の補助金制度など、ビジネスとしての魅力も高まっています。
一方で、初期費用の大きさや系統接続の手続きといった注意点もあるため、信頼できる専門業者としっかりと計画を練ることが成功の鍵となります。
三重で太陽光発電の導入をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください! 三重の太陽光発電なら丹頂ガスへおまかせください!



